2023/12/09
大根を美味しく長持ちさせる保存法を農家からご紹介します!
こんにちは!あったか野菜農園の藤井です(^^♪
このブログをご覧になっているあなたは、普段どのように大根を保存してますか?
今回は農家の私から、大根をみずみずしく美味しく長持ちさせる保存法をご紹介いたします。
大根の保存ポイントや大根の部位によるおすすめの使い分け方、すりおろした大根の美味しい活用術をご紹介!
大根も他の野菜同様次第に水分が抜け乾燥していくので、大根内の水分をいかに失わせないかが美味しく保存するポイントになってきます。
保存法以外にも、大根の部位によるおすすめの使い分け方や特徴、すりおろした大根の美味しい活用術をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
農家おすすめ!大根の保存法を3ステップでご紹介!
①カットしたら水で湿らせたキッチンペーパーで大根を巻く。
水で湿らせたキッチンペーパーが大根の保湿代わり!いかに大根内の水分を維持できるかが美味しさの分かれ目になります。
②チャック付きの保存袋に入れる。
大根内の水分やキッチンペーパーで保湿した水分を逃がさないためにも、チャック付きの保存袋に入れて保存しましょう。
③畑で育ったように立てて保存する。
繊維が縦にある野菜は、畑で育ったように立てて保存すると長持ちします。牛乳パックなどを活用してくださいね!
【保存期間の目安は約2週間です】
大根の部位による違いやおすすめの使い分け方をご紹介します!
大根の上部について
大根の葉が付いていた上部は水分が多く甘みがあるため、サラダなど辛みを抑えたいお料理に最適です!
大根の中部について
大根の中部は辛みと甘みのバランスが良いので、煮物(おでんなど)に使うと美味しい大根料理が作れますよ♪
大根の下部について
大根の細くなっている下部は、がんや動脈硬化の予防が期待できる辛み成分、イソチオシアネート(加熱で分解しやすい)が多く辛みが強いため大根おろしにおすすめです!
大根の栄養素や大根おろしの美味しい活用術をご紹介します!
大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼの3つの消化酵素が含まれます。この消化酵素は胃もたれや胸やけの予防に役立ち、消化も助けてくれます。
この消化酵素、実は加熱すると効果が出にくくなるため、上記の効果を目的とする場合は大根おろしやサラダなどの生食で食べてくださいね!
特に大根の皮や根、汁には酵素や各種栄養素が豊富に含まれるので、それらを余すことなく食べるには大根おろしのお味噌汁がおすすめです♪
熱に弱い消化酵素を含むので、大根おろしは仕上げに入れてあまり火にかけないように気を付けてください。
あったか野菜農園では、野菜を使った美味しい農家飯(レシピ)をご紹介しています!
野菜を使った美味しくて栄養満点な農家おすすめレシピをレシピページにておまとめしております。ぜひ毎日の野菜生活や献立にお役立てください。