「メロンの切り方について」美味しくメロンを食べるために、どなたでも簡単にメロンを切る方法をご紹介!
メロンは広く一般的に普及しているので、実際に切って召し上がったことがある方はたくさんいらっしゃるかと思います。
突然ですが、あなたはメロンの果肉、場所によって甘さに違いがあるのをご存じでしょうか?
それを知った上でメロンを切ると、より美味しくメロンを召し上がれるかもしれません♪
このページでは、メロン農家がメロンの切り方のコツやポイント、メロンの果肉による甘さの違いをお伝えいたします。
もくじ
メロンの果肉、場所による甘さの順位をご紹介!
上の写真は、メロンの果肉内における甘さの違いを説明したものです。
品種や個体差もあるので全てのメロンがこのような結果にならない場合がありますが、一般的にメロンは種の付近が一番甘く、続いてメロンの下部(おへそ)、三番目にメロンの外側、最後にメロンのヘタがついていた上部になります。
メロンは水分がとても多いので、重力で甘さを含んだ水分が下にいくため下部が甘くなりやすいです。
その特性を利用し、食べる前にメロンをそのまま冷蔵庫に入れる際、上の部分を下にすると甘い水分が循環してさらに美味しく召し上がれますよ♪
メロンを召し上がる前に冷蔵庫に入れる目安は、食べる3~4時間前がおすすめです。
※メロンはお好みに合わせて「追熟」をすることができます。(追熟とは、常温でメロンを保存し意図的に熟させることを言います)
当園のメロンは届いてすぐ召し上がれますが、果肉がやわらかくとろけるような食感のメロンがお好きな方は、ぜひ追熟をお試しください。
冷蔵庫に一度でも入れると追熟をするのが難しくなってしまいます。追熟したい場合は常温で保存した後、食べる前に冷蔵庫で冷やしてください。
【冷蔵庫でメロンを冷やす際のポイント】
メロンを冷蔵庫で冷やす際は、ビニール袋などにメロンを入れて野菜室で保存していただくと、メロンが乾かず美味しく召し上がりいただけます。
さぁ、実際にメロンを切ってみましょう!
先ずはメロンの中心に包丁を入れて、半分に切りましょう。
当園のメロンは様々なサイズをご用意しておりますが、切り方は一緒です。
先ずはメロンをしっかりと手で押さえ、中心に包丁を入れて半分に切りましょう!
メロンの大きさによっては切りにくい場合もありますが、そんな時は包丁の先端部分でメロンに切れ目を入れましょう。次に包丁の柄に近い部分を切り下ろすようにすると、上手に半分にできるかと思います。
貴味メロンはラグビーボールの様な形をしていますので、まな板の上で転がさないようにゆっくり気を付けて刃を入れてくださいね。
半分に切ったメロンの種を、スプーンなどで取っていきましょう。
メロンを半分に切ったら、スプーンでメロンの種や種周りのワタを取っていきましょう。
先ずは、種やワタと実の境目にスプーンを入れていきます。
種やワタを取る際に、一つ大事なポイントがあります。
冒頭で、メロンの一番甘い部分は種付近とお伝えしたのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
種やワタを取る際に必要以上にワタ周りの果肉まで取ってしまうと、メロンの一番甘い部分も一緒に取ってしまいかねません。
種やワタだけをすくい取るようにして、ぜひメロンの一番甘いところをご堪能ください!
半分に切ったら、そのまま豪快に食べるのもおすすめです!
メロンを半分に切ったら、贅沢にそのままスプーンですくってパクッ!みずみずしいメロンの甘さと食感が口いっぱいに広がります!
家の息子たちはこの食べ方が大好きで、メロンの果肉による甘さの違いを楽しみながら、いつもニコニコで食べてくれます(^^♪
更に食べやすくカットしていきたいあなたへ。
ここらからは、更に食べやすくカットしていきましょう。
半分に切ったメロンの中心に沿って、メロンを四分の一に切り分けていきます。四分の一に切ったら、さらにその中心に包丁を入れ八分の一にカットしていきます。
メロンを八分の一にカットしたら、皮と実の境目を包丁で切っていきます。
刃を横に入れる際は手を切らないように、ゆっくり気を付けて切ってくださいね。
実と皮の境目を切り分けたら、食べやすいように一口サイズに縦切りをしていきます。
端は爽やかな甘さ♪種に近い中心は濃厚な甘さ♪といった具合に、メロンは部位によって甘さや旨味の違いを楽しめるので、ぜひ食べ比べをしてみてくださいね!
一口大に食べやすくカットしたメロンは、小さなお子さまにピッタリ!
一口大にカットしたメロンは食べやすいので、お子さまや女性の方にピッタリ!皆でシェアしてワイワイ食べるのにも良いですね。
当園のメロンで、楽しく会話弾む、あたたかな時間をお過ごしいただけますこと願っております。