あったか野菜農園では、2024年度のさつまいも収穫を行いました!
あったか野菜農園の藤井です(^^♪
あったか野菜農園では、2024年5月に植えたさつまいもの収穫を、同年10月26日・27日に行いました。
さつまいも掘りの様子を写真付きでご紹介します!
昨年は雨の量が少なく猛暑も続いたせいかさつまいも自体の品質が悪かったのですが、今季は適度な雨が降ってくれたおかげで色艶がよくしっとりとした食味のさつまいもに仕上がりました。
私たちが干し芋に使うさつまいもは自家栽培のさつまいものみを使用しているので、さつまいもの出来で干し芋の質が変わります。
毎年収穫時はドキドキしながら掘りますが、試食したところ今年のさつまいもは甘みも強くしっとり美味しいさつまいもになっていたので、今季の干し芋は自信作を皆様へお届けできそうです!
小学生になった息子は今年もさつまいも掘りに参加してくれました。学校でもさつまいも掘りを経験している息子は貴重な戦力!皮を傷つけることなく上手に掘ってくれます。
今年も立派なさつまいもが掘れたね!いつもお手伝いありがとう(^^♪
掘ったさつまいもは土の上で少し乾かしてから保存します。さつまいもがズラッと並ぶ様子は毎年壮観です!
さつまいもに含まれるヤラピンご存じですか?
ヤラピンとはさつまいもを切った時に出てくる白い液体のことで、芋類ではさつまいもにしか含まれない成分です。
【ヤラピンをもっと詳しく!】
樹脂成分であるヤラピンは糖脂質の仲間で、グリセロースにヤラピノール酸(オキシパルミチン)がエステル結合し、グルコース、ガラクトース、ラムノースと呼ばれる糖が結合したものです。皮付近に多く含まれるヤラピンですが、時間の経過と共に黒く変色し熱を加えても性質が変わりません。
ヤラピンは腸の働きを良くし、お腹の調子を整え便をやわらかくしてくれる効果が期待できるので、昔から便秘改善として用いられてきた歴史があります。
さつまいもがよく腸活作用に進められる理由は、このヤラピンと豊富な食物繊維からくるものです。
お腹の調子を整えたい時や便秘改善を志す際は、ぜひ皮付きでさつまいもを楽しんでみてくださいね!
収穫したさつまいもは甘さを更に引き出すため、1月まで熟成という保存を行います。
通常野菜は収穫したてが一番美味しいですが、さつまいもは収穫してから少し置くとさつまいも内のでんぷんが糖質に変化するので、より甘みを増ししっとり美味しくなります。
⇒さつまいもをご家庭でも簡単に美味しくする熟成方法はこちら!
今季の干し芋の生産や販売開始は2025年1月を予定しています。販売開始前には事前にご案内させていただきますが、今年も食べた方が笑顔になる干し芋目指して家族一同生産に励みますので、どうぞよろしくお願いします。